コミックマーケット93に出展しました
新年会で鼻息荒く「いつかコミックマーケットで誕生日席に座って頒布したいんですよ……!」と語った2017年、今年最後の日にそれが実現する運びとなったので、言霊もあながち迷信とは言い難い。夢や目標は語ったもん勝ちですね。
そういうわけで、コミックマーケット93最終日に出展しました。その雑感や反省を書いていきます。
■頒布物
個人誌『こんなはずじゃなかった』(A5サイズ/24P/200円)
印刷所が表紙を作ってくれるプランでの入稿を考えていたのですが、雪が舞い散りそうな真冬にふさわしい、白く綺麗な原稿と過ごす事態になり、白一色に題字のみという表紙になりました。
クリアPPの表紙でお願いした結果、冬の静電気+人混みによるホコリの舞い散りにより、表紙に細かいゴミが付着する仕様に。一見して何の本が分からず、衝動買いを誘いにくくなったのも反省点です。
ただ「こんなはずじゃなかったという題字も相まって哀愁ある仕上がりですね……」「むしろ目立っていいと思います!」という好評寄りの御意見も頂き、内容がすぐ分かる題字にできれば、かなりプラスの方向に持っていける試みなのかなとも思いました。
■頒布部数
160部
最初は50部刷れば足りるだろうと見積もっていたのですが、「正気か?」「考え直した方が良い」「自分の影響力を甘く見てんの?」との声を受けて、上方修正しました。
売れ残ったら在庫を背負いながら帰る羽目になるし、通販や書店委託が出来ないのに、こんなに刷ってどうすんだ……読みが外れるかも……と恐れていたのですが、13時半に完売してしまったので、嬉しくもあり悔しくもありました。欲しい方全員に行き渡らなかった点、それが、今回最大の反省です。
余るくらいがちょうど良いとも言われていますが、印刷費や在庫の保管を考えると、どうしても捌けるギリギリの量でしか刷れないですね……。複数回のサークル出展を考えていたり、書店委託をお願いしていたり、通販を行う予定があったり、お問い合わせを多く受けていたりした場合は、もっと強気に刷っても良いとは思います。
■当日の場所
東6ホール、大量の人が行き交い、シャッターが全開になる頒布場所でした。人の往来が激しく同人誌を手に取ってもらいやすい点では最高の位置ですが、体感温度でいえば最低の位置でした。産地直送、吹きたてホヤホヤの寒風が、容赦なくお届けされる環境。
サークル布は厚手が良いと言われていた理由、ようやく分かりました。薄っぺらいと風で旗のようになびくんですね。重量級のPOPスタンドが風により倒されたとき、己の無力さを噛み締めました。自然の暴力には為す術が無い。
開場直後からしばらくずっと、人の流れが本当に凄まじく、日本三大急流かな?と思いました。「封鎖してーーー!!」「通らないで下さーーーい!!」とスタッフさんの叫びと、大勢の参加者の足音が響く壮絶な状況。寒さとは別の震えが止まらなかったです。暴動一歩手前では……?
御手洗いが徒歩30秒圏内にあること、ゴミ捨て場もすぐ近くにあること、コミケスタッフの方々に「ここ凄く寒いですけど、頑張りましょうね……!」とお気遣い頂いたこと、そういう点では、とても良いスペースに恵まれたと思います。
■頒布して失敗した点
・お釣りを用意しすぎた
頒布物が200円だったので、100円玉×100枚、500円玉×50枚を装填して「お釣りなら任せろ!!」と迎撃態勢を取っていたのですが、ほとんどの方が200円ちょうどでお支払い頂いたので、ありあまる銀貨を前に両膝つきました。こんなはずじゃなかった。
お釣りが発生する場合でも、1000円札を出しながら「申し訳ないですけど……」って断りを入れる方が大半って、どういうことですか? 500円玉ですら「ごめんなさい、これで……」って差し出す方も多く、お釣りが出ることは何も申し訳なくないんですよ!!
結果論ですが、100円玉×30枚、500円玉×10枚で事足りたかなと思います。それか「頒布物が全てお釣りが出ずに売れた場合、増える硬貨の数」が入る程度のケースを持っていくべきだったなと思います……。
・買うお昼ご飯を誤った
携帯食料がオススメという情報を見て、いやいや、サークル参加者には椅子があるわけだし、おにぎりやサンドイッチくらい食べる時間は取れるでしょと思って無視したんですが、そんな余裕は一切ありませんでした。10秒チャージが理に適ってると思います。
壁サークルの方々は一体どうしてるんですかね? 複数人の売り子でローテーションを組むか、点滴で栄養補給するか、本体をバッテリー駆動に切り替えるしか対策が取れないのでは……?
■頒布して良かった点
・買って頂いた方から直の声が聞ける
私にとって、文章を書くのは孤独との格闘で、「これ喜ぶ人いるのか……?」「これ本当の本当に面白いのかな……?」「もう必要とされていないんじゃ……?」とロープのような疑問符に毎日毎日、首を絞められています。それから解放してくれるのは買って頂いた方からの声だなと強く思います。
いや、アレですよ。足を運んで頂いただけでも恐縮の至りなのに、立ち読みという形で自分の作ったものに人生を割いて頂いて、その上、「これ下さい!」とお金まで払って頂いて、「いつも応援してます!」「楽しく読んでます!」と笑顔で言って頂けるのなんて、五体投地するしかなくないですか? 自分、いてもいいんだ!! 書いていいんだ!!!と絶対的な肯定感を得られる。そんな芸当ができるの、神じゃないですか? 今回、百六十以上の神々に巡り会えた形になるのでは?
・活力になる
今回の同人誌は、欲しい方全員に行き渡らなかったので、「十分な部数を刷れる、コミックマーケットに行かなくても買える、全国各地の書店に置いてある、そういう形式なら悲劇が生まれないのでは……」と考え抜いた結果、それ、商業書籍じゃんと至りまして。『ニーチェ先生』をより盛り上げればいいんですよね……!
もっと言えば、「文章を読みたい!」という声に余すことなく応えられる、Twitterという最高の舞台があるのでは……!! この熱の勢いのまま、2018年に向かいたいです。
歌舞伎町でVR体験
超現実エンターテインメントEXPO、「VR ZONE SHINJUKU」で遊んできました。現実逃避の一環として。
その名の通り、新宿は歌舞伎町にその施設はあります。コマ劇場前広場が間近にあるので「龍が如くで出てきた場所だ! 本当に寸分違わずこうなんだ!!」と思わぬ聖地巡礼に大興奮しました。普通はゲームで「よく再現できてるな」と感動するはずなのに、順序が逆転している。
それで、この施設では話題のVRを利用したアクティビティが15種類(2017年8月時点)楽しめます。VRって私もよく分からないんですけど、コンピュータの作り出した環境や映像を、現実として我々に知覚させる技術みたいです。
どういうことかっていうのは、体験したアクティビティを交えて紹介していきますね。不可能を可能にする凄いやつだなという感動を受けたので、それが伝われば幸いです。
■極限度胸試しハネチャリ
羽根のついた木製自転車で断崖絶壁から漕ぎ出して、雄大な自然の中を滑空しながら、天空にそびえるお城を目指す体験です。
実際は「ゴツいVRゴーグルを装着して、エアロバイクにまたがって、ハンドルを倒したり引いたり、ペダルを漕いだりする」という動作なんですけど、360度広がる大自然の映像と、頬に感じる風、自分の操作で変化する風景がここに加わると、途端に現実味が増すんですよね。
散々、仮想現実だと分かっていても、断崖絶壁から伸びた木の棒から自転車が押し出された瞬間、死を覚悟しましたもん。目を瞑ればどうということはないんでしょうけど、目を背けたくない体験なので……。
一応、制限時間があって4分で天空城に辿り着くというゲーム上の目標もあるんですが、装着したヘッドホンを通してスタッフさんが上手く誘導してくれますし、後ろや周りを見渡して雄大な自然を楽しみながら滑空するのも良いと思います。
現実でも空飛ぶ自転車は開発されていますが、「手軽に怪我しないで楽しめる」という点が大きいですね。VR体験上で死亡したら現実でも生命活動が停止する、そんな闇の遊戯ではないので安心です。
特殊な訓練を受けなくても、ペダルを漕ぐだけで空を飛べる。人間が翼を得たらどういう体験が出来るのか、エアロバイクで体感できるのがVRの凄いところです。
■マリオカート アーケードグランプリVR
マリオカートってTVに映ったキャラクターを操作してレースを楽しむゲームですけど、これではなんとキャラクター視点でコースを爆走できます。
車の運転席を模した座席について、両手には黒いメリケンサックみたいなやつ(トラッカー?っていうらしいです)を装着。そうすることで、自分の手を動かすとキャラクターの手も連動するんですね。
レース開始前に、手を振ってみたり、ピースサインをつくったり、手を伸ばしてみたり……「本当に自分はマリオカートのキャラクターになっている!!」という実感が得られるんですよ。残念ながら自分の全体像は見えませんけど、相手が何をしているかは見えるので、友達同士で楽しむのにもってこいです。
この技術を応用すれば、映像で再現できるものなら何にだってなれるんですよね。キャラクターになりきるのはコスプレという文化があるんですが、ゴーグルを装着するだけで変身できるだなんて、少年少女から抱いていた夢の実現ですよ。
それで、これ、コース中に落ちているハンマーや緑コウラ、バナナの皮を掴んで相手に投げつけることができるので、より白熱したレースを楽しめます。「対戦ゲームで仮想現実とはいえ、初対面の人をぶちのめすのはちょっと……」という抵抗がある方も安心、コンピュータが操作する敵キャラも出てくるので、心置きなく妨害できます。
あまり大差がつかないようなゲームバランスになっているので、レースゲームが得意・苦手関係なく楽しめるように調整しているのが伺えて、流石の一言に尽きます。
ただ、夢中になりすぎて前方にしか注意が向かないので、せっかくの360度広がるコースの風景を楽しむ余裕がないです。ドッスンやパックンフラワー、火の玉が間近に迫るので、ゲームのキャラクターも走馬灯を見ながら残機が減るんだろうなと思いました。
世界中で大人気のゲームなので、紳士然とした人達も一瞬で童心に返していたのが印象的でしたね。「すげー!!」「うおおおー!!」「きゃー!!」という絶叫が施設中に響き渡っていましたよ。人間の興奮ってここまで引き出せるんですね……。
ゲームセンターにもアーケード版があるから別にいいかなと思っている方ほど、体験して欲しいアクティビティです。
■釣り VR GIJIESTA
タモ型コントローラーと釣り竿コントローラーを使って、手つかずの大自然である釣り場で魚を捕獲するゲームです。
「やったことないよ!?」って人でも、ちゃんとスタッフさんが操作説明をしてくれて、予行練習する時間も与えられるので、そう臆することはありません。
6分間の制限時間の中、釣った魚の数や大きさを競うという対戦要素もあるんですけど、これ、凄く安らぐんですよね。綺麗な水辺の風景、せせらぎ、風。炎天下の歌舞伎町では到底味わえない体験ですよ。アウトドア用の椅子に座ってただただ釣り糸を垂らしていたい。癒やしの効果まで得られるVR、可能性が天井知らず。
魚が掛かった感触が竿ごしに伝わり、糸を巻き上げる操作と網で魚を掬う操作が加わることで「アウトドアしてる! インドアなのに! 不思議!」と脳が叫びました。
実は釣りを体験したこと、人生で1回も無いんですよね。仮想現実にのめり込む前にちゃんと現実を謳歌しろよって話なんですけど、「やってみたいけど敷居が高そう」って感じていたことが、こうして気軽に出来るのは、現実そのものを広げることに繋がるのかな、と。
魚が釣れたという成功体験を積めるので、釣りって楽しいんだ!→実際にやってみよう!っていう後押しになりそうです。施設内でルアーまで販売していたので、そういう意気込みも感じますね。
■エヴァンゲリオンVR The 魂の座
第3新東京市に第10使徒が襲来、臨時パイロットとしてエヴァに乗り込み殲滅せよ。
これ、凄かった。何が凄いって、専用体感マシンがまず凄い。
足を伸ばす形になるんですけど(リクライニングチェアみたいな感じ)、その姿勢がパイロットとして動いている実感を掻き立てます。
格納庫から出撃する際の描写も凄い。360度広がる映像とマシン越しに伝わる衝撃を全身で感じられてですね、絶え間なく目線を動かしましたもん。監修した方の意地を感じる細かさ。LCL注入なんて、これ、滅茶苦茶こだわったんでしょうね。操縦席内部に液体がゴポゴポと満たされていくの、仮想現実だということを忘れて、思わず息を呑みましたよ。
で、使徒と呼ばれる敵を協力して倒すんですけど、難易度が凄い。初見クリア率1割未満とのことです。殲滅するはずが、殲滅される。
操作自体は簡単ですけど、弾薬が切れるのでランダムに出現するビルまで移動して補充しつつ、使徒からの攻撃は避けつつ、適度な距離を保ちながら、あるかどうか分からない使徒の弱点に照準を合わせて攻撃……これをチュートリアル無しでやるのは鬼畜の所業。ゲームの負けイベントじゃん。
ボイスチャット機能がついているので、友達同士ならある程度の連携が取れますけど、初対面の人と戦場を共にすることだってあり、基本的には全員が初見プレイの初心者なので、戦闘中に会話できたところで、効果的に働きません。断末魔や絶叫がこだますることになります。
巨大な使徒に精一杯抗うも、理不尽に屠られる。英雄になれなかったパイロットの気持ちをこれでもかと味わえます。これ、殲滅したらしたらで達成感が凄いでしょうね。周回プレイで何度も挑戦する人達もいたので、私も再チャレンジしたいところです。
■サマーレッスン 宮本ひかり
アクティビティとは違うんですが、大好評発売中の「サマーレッスン」というゲームの試遊台があったので、やってみました。PS VRを装着する形になります。
女子高校生の家庭教師を1週間務めるゲームでして、今回は体験版なので「家庭教師をするのでヨロシクね」という顔合わせをする設定。以下に感想を箇条書きで。
・学校から帰ってくる女子高校生を彼女の部屋で待機する。事案じゃん
・事あるごとに滅茶苦茶、顔を近づけてくる。私の間合いに入らないで
・YES/NOを首の縦振り横振りで選択できるの画期的
・女子高校生より、部屋や喫茶店の内装に目を奪われる
・VR世界遺産とかVR日本の名所とか出して欲しい
・コントローラーを耳元にあてることで携帯電話の通話を再現
・仮想現実を”現実”とするための創意工夫に溢れている
こう、女子高校生が可愛いというよりも「VR凄い、こういうのを自宅で出来るの凄い」って鼻息荒くしました。おっさんと居酒屋でサシ飲みできるソフトや、日本家屋で柴犬と一夏を過ごすソフトが出たら、仮想現実を終の住まいとしそうで怖い。
■まとめ
歌舞伎町に大人の遊園地が出来た、っていう感じです。
最初は「4400円もするんだ……ちょっとした遊園地で豪遊できるじゃん」とか「アクティビティ待ちの行列が長すぎる、これが仮想現実ならいいのに……」とか思っていましたけど、ひとたび体験すると、また行っていたいと思いますね。
大自然を空飛ぶ自転車で満喫したり、マリオカートのキャラクターになりきってコースを爆走したり、歌舞伎町でまさかの釣りを楽しんだり、エヴァのパイロットになって使徒を殲滅したり……遊園地ほど広大な敷地が無くても、VRの技術があればそれに匹敵、それ以上のエンターテインメントが楽しめる。
こうして体験出来る環境が整っていることを、とても嬉しく思います。もっと一般に普及したらゲームセンター感覚でVRが楽しめるんでしょうね……!
今は、PS VRの購入ボタンにカーソルを合わせています。更新が途絶えたら、そういうことだと思って下さい。
巻末コメントにかける情熱
「連載誌を購入してくれた方に、1字でも何か還元したいな」と思って、巻末コメントに全力を出しています。私は「○○先生、これが好きなんだ」「今、これにハマっているんだ」と巻末コメントを読むのが好きなので、同じような読者さんに楽しんで貰えたら嬉しいのです。
今はTwitterがあるので、巻末コメントが与えてくれた驚きや興奮は薄らいで、その役割は終わりつつあるのかなとも思うのですが、だからこそ、全力投球していきたい次第です。
絶賛発売中『月刊コミックジーン』2017年9月号の巻末コメントは「ペットを飼うとしたら何を飼いたいですか?」というテーマでした。
・オオカミ飼いたいですが、何らかの条約に抵触しそうなので、DNAが近い犬種である柴犬を飼いたいです。巻き尾の。
・ドラゴンに鞍と手綱をつけて騎乗を楽しみたいですが、餌にされるか落下するか、いずれも死を免れないので、妄想に留めます。
・脊索動物門哺乳綱霊長目ヒト科ヒト属以外ならどれも好きで甲乙つけがたいので、いっそ動物園の飼育員になりたいです。
・競走馬を飼う……馬主になりたいと思った時期もありますが、最低でも年収1億円必要と聞いて、夢を一蹴されました。
・熊、良いですね。恩師である教授が飼っていましたが、包帯と生傷が絶えなかったので、肉体言語を会得する必要ありそうです。
没案だけでこれです。「Twitterで投稿して供養しよう」と思ったら、約280字で紹介しきれないことが判明しました。
他の作者さんが巻末コメントをどう書いているか、それは分かりませんが、私は複数書いて担当さんに提出して、文字数や内容で掲載を判断して貰うという、人様に御迷惑なことをやっています。いつもありがとうございます……!
この記事で何が言いたいかというと、許される文字数が少なすぎるということをお伝えしたいんですね。全部載せたい。そんなの掲載していたら雑誌が混沌に満ちますけど。ギリシャ神話ならそこから世界が生まれる。
さるさる日記で書いていた頃も1000字制限に泣かされ、Twitterでも140字じゃ足りず、巻末コメントに至っては70字程度が限界。文字数が少なすぎるんですよ! 五七五で戦っている方々、凄くないですか? あの文字数で世界観を出せるの、創造神の域じゃないですか?
しかし、巻末コメントにかけるこの情熱、本来は、原作を担当している漫画に注げという話ですよね。本末転倒も甚だしいんですよね。
だから、この記事を書いている時間だって、原稿に費やすべきなんです。分かってはいますが、こういう「おまけ」に心血を注いでしまうという話でした。現実逃避ともいいます。
2016年を総括する
■1月
ドラマ「ニーチェ先生」の放映に伴い、先行試写会に登壇したり、関東ローカルの深夜番組に出演したり、原作者でもとことん実写化に携わるのかと思ったら、本人が出張るのは珍しい事例みたいです。馬面という不躾で通報も辞さない格好でも、優しく接して頂いた記憶は走馬灯の山場にもっていきたいです。
■2月
卒業以来、音信不通だった哲学専攻の友人と再会。「絶対に知らないと思うけど、今、こういうのを連載していてね」と『ニーチェ先生』を全巻差し出したら「知ってるし持ってるし読んでるし原作者にも察しはついていた」と返され、難解な哲学書を読み解いた彼の分析眼を数年越しに痛感する羽目となった。
■3月
ドラマの放映が終わってしまう事実が耐え難く泥酔していた記憶しかないです。ネット経由で知り合った方と、実生活で初めてお目にかかる機会にも恵まれた月でした。「まさかこうして会えるなんてビックリ! 遭遇率が滅茶苦茶低い隠しキャラ感あるよねー!」と言われましたが、私は、ここに、いますよ。
■4月
長年、戦友であった同期が土日休みの仕事に就職を決めたので、早朝シフトへの異動を命じられ、私(早朝3日目)が採れたてピチピチの新人を教育する地獄月間に突入しました。「いつでもシフトは空いているから失職の際には是非是非。大歓迎だよ……!」(おめでとーう!)と気持ち良く送り出しました。
■5月
「好きな方と、動物をテーマにした同人誌を作りたい」と前々から抱いていた夢が1冊の本となって叶いました。『別冊ZOO』。寄稿はもちろん、梱包や発送に携われた最高の同人誌となりました。万が一、公務員となった暁には台車に優しい街づくりを目指していきたいなと汗水垂らしながら夢想しました。
■6月
ツイッターがきっかけで、Twitter社の見学に行けるとは……。お気に入り登録のマークは星にするかハートにするか、社内でも見解が分かれて大激論になった話が面白かったです。お土産に頂いたボールペンは「評判作ですよ」と語るだけあって大変使いやすく、1本1000円で販売して欲しいです。
■7月
勤務日数が毎月ほぼ30日に達してたので、温情で4日間の長期休みを頂きました。北は北海道から南は沖縄まで複数の旅行を満喫して、特に沖縄は某コンビニが未出店なので、心穏やかに過ごせました。最後の楽園です。ちなみにこの月の勤務日数は27日で、今思うと、そのまま沖縄に亡命すべきでしたね。
■8月
懇意にしてるおじさんと神宮花火大会を観に行く約束を交わして、真夏の太陽に負けない晴々しさを感じてたら、大雨に恵まれ絶好の自宅日和となりました。それでも強行開催したので都会凄い。肥料袋を切り裂いて即席レインコートを作る方もいて、街並みも暮らす人々も大自然に屈しない逞しさありました。
■9月
一本筋の通った、実直な人物が大好きなので、北川君(『ニーチェ先生』6巻初登場)の話を書いたところ、好評を博して、とても嬉しかったですね。彼と飲み交わした際、単行本にサイン付きのメッセージをねだられたのですが、未だに思いつかないままでいます。即興で喜ばれる言葉紡げるようになりたい。
■10月
品出し作業中に頭を強打して、右手が麻痺しました。一時期は音楽ゲームを楽しむどころか、ボタン掛けや靴紐結びなど日常作業さえ出来なかったのですが、数多くのお見舞いの言葉に何より気持ちが救われたこともあり、今日、久々にやった音楽ゲームで最高難易度の曲スコアを更新するほど快復しています。
■11月
たちの悪い風邪→マイコプラズマ肺炎→百日咳と病気が三段階進化を遂げました。「なんか喉が痛いなー」から始まったのに(健康って財産だったんだ……)と点滴を受けながら横たわるなんて。身体年齢が38歳とのことで、ここにも原因の一端はありそうです。丸々1ヶ月間も無駄になったのは痛恨でした。
■12月
「単著を出したいけど文章力が商業の域に達してない。同人誌なら? 『コンビニバイトがコンビニ経営してみた』っていう評論本を企画できるかな?」と思って面白半分でオーナー説明会に赴いたのですが、1人だけでは経営者として認められず、三親等の保証人が必要と知り、資金以前の問題に屈しました。
来年の抱負も書き連ねようと思ったのですが、真っ先に思い浮かんだ「勤務日数を減らす」というささやかな目標さえ、新年始まって僅か6時間で破ることになります。本日、大晦日に仕事を納めたばかりなのに、元旦に仕事初めです。なので、「来年は今年より1字でも多く書く」を掲げて総括を終えますね。
就職活動必敗法 ―今日から君も無い内定―
こんにちは、哲学専攻という就職に最も縁遠い魔窟で4年を過ごした無職の松駒(@matsu_koma)です。
就職活動が始まったと同時に、就職活動必勝法やら! 内定者の声やら! 自称就職王の有難い御言葉やら! タメになる読み物が世間に溢れ出してきましたね。
しかしこれは何の参考にもなりません。内定に近づく方法を知るのは大事ですけれど、就職戦線を生き抜いて見事勝者となった彼らには努力、運、実力、エピソードに欠かない学生生活など確固たる武器があるわけで、これから無い内定になるであろう諸君には一切ない要素です。人の殺し方をいくら学んだって丸腰じゃ何の戦果も挙げられないのと同じことです!
さらに無い内定予備軍の皆さんにはモチベーションという、長期戦となる就活では最も大事な要素が欠けているのではないでしょうか。「やる気はないけど何とかなるでしょ」と私もこの時期思っていましたが、無職を辞める未来が一向に見えない現状です。
この記事は、あなたも無職になれるという7項目を綴ったものです。「こうはなりたくない」という負のエネルギーは皆さんの就職活動の原動力になると信じています。
1.単位が足りない上、卒論の予定は未定
「大学の卒業単位を満たし、卒論を仕上げる」という大学生として当然の義務を果たさなかった私は1年次の必修科目を4年次で履修するという大学生活を余儀なくされました。
説明会と講義が被った際に後者を取らざるを得ない、就職活動に割くべき時間を大学1,2年生の有望な若者と肩並べて過ごす、企業研究ではなく単位が出やすい講義の聞き取り調査に日々明け暮れる……これでは就活どころではありません。
既に卒業が絶望的な皆さんは学生課に駆け込んで、大学5年生として過ごせる支援制度を血眼で探しましょう。間違っても土下座を交えつつ単位を満たして無職のまま卒業してしまってはいけません。既卒の未経験者を待っている業種は飲食、介護、SE、派遣業、警備、清掃員などのお仕事です。奇声をあげながら求人雑誌を破る毎日を送るより、留年という汚名を被ってでも新卒という切り札を大事にするべきです。
2.公務員一本に絞る
「民間で働きたい」と考えている方や公務員予備校に通っている方、「定時に上がれる終身雇用の仕事だから」以外の立派な志望動機をお持ちの方は読み飛ばして頂いて構わない項目です。
さて、独学で不安だし勉強に専念したいというもっともらしい理由を並べて公務員一本に絞り、地域に貢献したいという気のさらさらない公務員志望の皆さん。おめでとうございます、無職に内定致しました!
民間を受ける手間が省けた分、筆記試験は受かりやすくなるでしょう。しかし昨今の不景気により公務員の人気は天井知らずです。お勉強が出来るのは必須条件であり、人物重視の採用が進んでいるので、ちゃんとした志望動機のない者は切り捨てられます。面接練習やエントリーシートの無料添削までしてくれる民間の就職活動を捨てた者に待っているのは茨の道なのです。
実は既卒で就職活動をしている人には多いです、元公務員志望。かくいう私もその一人です。面接対策は実戦なしには積めませんので、今からでも就職サイトの門戸を叩くことをおススメします。
3.OB訪問をしない
内定を獲るためには逆算が必要です。最終面接を突破するにはグループ面接を攻略しなきゃいけない、グループ面接に辿り着くには筆記試験を通らなければいけない、筆記試験を受けるにはエントリーシートを書かなきゃいけない、エントリーシートの内容を充実させるには企業研究が欠かせない……という過程を逆算して自分が今どこにいるか、何が足りないか自覚しなくてはいけません。「この時期に私はこうしていた」という話を聞けるOB訪問は格好の教材です。
「面倒だからいいか」「電話でアポイントをかけるなんて無理」と怯えた者に待っているのはこんな記事をドヤ顔で書いてしまう無職の未来です。
4.働きたい会社の試験しか受けない
求人票を見てお気に召した会社しか受けない皆さん、無い内定症候群の恐れがあります。就職課での早期診断を。
「もし内定が出たら働くことになるんだから、働きたい会社しか受けないのは当然でしょ!」という反論、もっともです。ですがお忘れでしょうか。これは丸腰で就職戦線に挑もうとする者に向けて書いている文章です。
あのですねー、ぶっつけ本番に近い形で面接に臨んで「ハイ採用」ってなる人など限られた一部の就活生しかいないんですよ。就職課で模擬面接に励んでいる努力家ならまだしも、腰が重くてそういうサービスすら利用せず、だけれど内定は欲しいっていう甘っちょろい考えで職にありつけると思ったら大間違いなんですよ! 2年前の俺!!
面接は場数を踏めと歴戦の勇士たちは口々に語りますし、私もそれを今になって実感しつつあります。「どうでもいいや」と思う企業の採用試験を練習台として、希望する会社に見初められる力を蓄えましょう。
5.高望みしない
「ほどほどのせいかつができればしあわせ!」教に入信してしまうと、努力すら報われないこの修羅の現代社会では生き抜けません。無い内定に限りなく近い皆さんは身の程知らずな上を目指すくらいで丁度いいんですよ。
そりゃあね、誰もが知っている大企業しか受けないというのは論外ですけれど、ほどほどの会社にはフツーを夢見た癖ある人材しか寄ってこないんですよ。大企業の面接というのは合否はともあれ、未来のエリート会社員の戦いぶりを堂々と見られる好機なわけです。
そして採用試験はいくら落ちようが自分の経歴に傷はつきません。受かっちゃえば儲けものですしね、エントリーしない理由はありません。
6.働きたくない
奨学金の返済に追われ、定期券が切れたため就活の交通費が毎月3万を超えて、両親からは毎日圧力をかけられて、社会に貢献する同級生の日常を覗いては自殺衝動に駆られる。こんな生活をお望みならば、働かないのも一興だと思いますよ!
金が全てではないが、全てに金が必要だって最新刊の『闇金ウシジマくん』も言ってた。
7.好きなことを仕事にしたい、夢を追うつもりだ
ミュージシャン、漫画家、作家、デザイナーなどなど、好きなことを仕事にしている人は世の中に溢れるほどいます。私もそれを夢見た若者の1人でした。
実際、漫画原作の仕事に携わって驚きました。コンビニ店員よりも遥かに低い給料です。もちろんお仕事を頂いている身ですし不満は全くないのですが、生活が出来るか否かと問われれば圧倒的に後者です。
そして、こういったお仕事を数多く貰うには営業が欠かせません。待っているだけでは仕事の場は与えられないのです。「自分、これ出来ます!」「やったことはないけどやってみます!」「こんな実績があるので使ってみて下さい!」と自分を売り込まなければいけないのです。
これは就活に通じるところがあります。どう足掻いても生きていくためには避けられないことなのです。それならば自分を売り込む予行練習として就職活動に励んでみるのも選択肢としてアリアリだと強く思います。
全ての就活生のご健勝をお祈りしております。
Twitterをやっている人に100の質問
皆さーん、自己顕示欲満たしていますか?
質問を募って気ままに答える「ザ・インタビューズ」がサービス終了かと思いきや、Ask.fmなるものが台頭してきましたね! 何か書きたいなーっていう欲求と、この人に何か聞きたいなーという願望が一致すれば、これほどwin-winなWebサービスもありませんね!
私も始めたくて皆さんのキャッキャウフフを柱の陰から見つめているんですけど、あれって回答すると勝手に呟きが投稿されちゃうじゃないですか。
もうね、それは耐え難い。ただでさえ見苦しい呟きを並べているのにね、内輪向けのQ&Aコーナーなんて流れ出した日にはフォロワー大崩壊ですよ。
でも質問に答えたい……というわけで、インターネット黎明期に大流行した100の質問を誰にも求められていないのに答えようと思います。質問百本ノックです。自主練みたいなものです。
今回は、「Twitterをやっている人に100の質問」(http://100mon.jp/q/3000)からお借りしました。Wordで書いていたのでフォントに乱れがありますが、ご容赦下さい。
――――――――――
Q1 年齢は?
時折頂く「30代だと思っていました!」という純真なリプライに心を強く抉られる年齢です。文体に若々しさがないんでしょうか。
Q2 性別は?
Google検索欄に「松駒」って打つと予測で「松駒 性別」と出るほど性別不詳の存在らしいですね。私はおっさんへの愛を高らかに叫ぶ普通の無職の成人男性ですよー。
Q3 Twitter歴は?
こっちでは1日1ツイートでもしようかな、と思います。大学在学中に1000ツイート達成を目標に。でも、気ままにつぶやいていこうかな。電子社会のゴミクズを量産する大学生活って、有意義すぎる。――2010年4月某日
現存する最古の呟きがこれなので、3年半も続いているらしいですね。
Q4 Twitterやるきっかけは?
『ぎんぎつね』という神社漫画に出てくる銀太郎というキャラクターが好きでして、そのbotがあったんですよ。二次元のキャラと会話できる→次元を越える夢のSNS!という狂った二段論法で登録しましたが、今は目的を見失っています。こんなはずじゃなかった。
Q5 ツイート数は?
2013年11月27日 現在、4270ツイートです。
古き良きテキストサイトの時代に生きているので「4444」や「10000」などのキリ番に反応しますし、凝った呟きをしなきゃという無駄な強迫観念に襲われます。
Q6 フォロー数は?
脳で処理できる限界数値、80前後を行き来しています。
好きな人の呟きは一字一句見逃したくないヤンデレ気質です。
別垢では1000ぐらいフォローしていましたが、案の状1週間で脳が破裂しました。
Q7 フォロワー数は?
フォロワー数45でこじんまり呟いていました。
2012年4月コンビニ店員の業務日誌を綴り始めて1000を超えて、「1年間付き合ってもらった皆のためにまとめ記事作ったよー」と公開したら18000以上に膨れ上がって、今では36500に達しました。ぶっちゃけフォロワー2000ぐらいで好き勝手呟いているのが一番楽しいですよ、Twitter。
Q8 アイコンはどんなの?
絵の達者な後輩に誕生日プレゼントとして貰った馬のイラストを愛用しています。
「可愛いですね!」と褒められるたびに、後輩の腕に感服しています。
フォロワーさんが増えたのはアイコンのお陰だとも半ば本気で思っていますね。
Q9 アイコンよく変える?
私自身、とても気に入っているので変えるつもりは毛頭ないです。
でも季節に応じてハロウィン仕様になったり、サンタ帽を被っていたりするアイコンを見かけると「か、可愛い……!」と画面越しに呟いています。少し羨ましいです。
Q10 PCでTwitterをやってる?
読み込みが早いですし、リプライの一覧も容易に見られるので断然PC派です。
それが故、作業の邪魔になってTwitterの青い鳥に時間をついばまれていますね。
ここに至るまで2回開いてしまったことをお詫び申し上げます。
Q11 携帯でTwitterをやってる?
外出先で読むには携帯が重宝しますね。
投稿では誤字脱字に繋がるので極力やりません。
「今すぐ呟きたい」という衝動にでも駆られない限り。
Q12 Twitterクライアントを使ってる?
公式で十分じゃないですかね。
Q13 Twitterアプリを使ってる?
すみません、クライアントとアプリの区別がつきません。
横文字と外来語は大の苦手なので、日本語でお願いします。
偉そうなエセ学者の書く新書のせいで受け付けない身体になりました。
Q14 アカウントは複数?
お仕事の関係で別名義のアカウントを持っていたことはあります。
サブアカウントを持ちたいなーと思うこともしばしばありますが、数秒で「呟くことねーな」と考えを改めますね。公にできないことは廃墟と化したmixiで叫びまくります。
Q15 複数ならどうやって使い分けてる?
もし持っていたら、一つの趣味に特化した呟きを淡々と投稿するでしょうね。
あとは好きな人のサブアカウントを収集するために使います。
もし作るなら松駒(@matsu_koma)であることは完全に伏せるつもりです。
Q16 1日何件くらいツイートする?
平均すると1件するかしないか、ですね。
遅筆だし頭の中で考えて自己完結するし、「これって3万以上のフォロワーさんに叫ぶ内容なの?」って我に返ると呟けません。
おっさんに対しての愛は例外です。基礎代謝みたいなものです。
Q17 1日どのくらいツイートを読む?
合計すると1時間は読むと思いますよ。今、自分で書いていてゾッとしましたね!
日々を送る人の思考や嗜好が垣間見え、完結せずに尽きることのない読み物は活字中毒の私にはもはや手放せない存在です。
Q18 よく返信する?
相互フォローならほぼ全部返信します。そうでない場合、丁寧な人柄が読み取れて興味深い内容であって返し応えのあるリプライなら返信します。
本当は律儀に返したいですが、ネット上でも対人恐怖症です。
Q19 よく返信される?
滅多にリプライを送らないので、実感はないのですが返信率は高いと思います。
リプライを送り合う関係=面識がある関係、なので。現実のメールに対する返信率と同じくらいじゃないですかね。初対面の方に送るときは胃液の逆流に耐えながら綴っています。
Q20 絵文字使う?
文章に添えたことが生涯かつてありません。岩崎 京也(@877uszm)さんは同じコンビニ店員としても、絵文字を用いた独自の文体を使いこなす先駆者としても尊敬していますね。
Q21 顔文字使う?
可愛い自分を演出したいときに使います。
そういうときは大抵、死の直面に瀕しているときなのでそっとしておいて頂けると助かります。
Q22 wwwとか書いちゃう?
ネットスラングなので使うのに抵抗がありますねー。
文章を柔らかくするには最高の調味料ですけど、テキストサイト時代に(核爆)なんて使っていた古傷が開いてしまうので固く封じています。
Q23 「なう」とか「わず」とか書いちゃう?
「なう」とか「わず」とか何の躊躇いもなく書けるようなTwitterライフを送りたかった……。流行っている言葉にそっぽ向く天邪鬼なので、もうちょっと器用に生きたいです。「他人と違う自分!」に浸れるのは20歳までですよねー……。
Q24 どんなことツイートする?
日常で見聞きした話が大半ですね。語れるものが何もなければ日常を切り売りするしかないです。愚痴や怒りの類は読んでいても面白くないので極力出さないようにしています。就活などで心が歪んでいるときは、この限りではありません。
Q25 どんなときツイートする?
胸の内を明かすときは深夜に、業務日誌を書くときは昼や夕方に。
通勤電車で暇潰しできる時間帯を狙っていますが、不定期ですね。
投稿時間から不摂生な生活が垣間見えると思います。
Q26 よくリツイートする?
自分が携わる漫画は宣伝するよう指示を受けているのでRTします。
連載を手放したくないですし、フォロワーさんが減るのは覚悟の上です。
あとは「何でこれが読まれていないのか不思議でならないっ!」という読み物をRTすることがたまーにあります。
Q27 よくリツイートされる?
よくされる方だと思います。昔は1RTされたら「やったー!」と両腕挙げて喜んでいましたが、今は「やだー!」と両腕で頭を抱えています。嬉しさよりも恐怖が上回ります。何でしょうね、呟きは読まれたいけど不相応にRTはされたくないというか。
Q28 どんなことリツイートする?
Q26で長々と答えちゃったじゃないですか!
昔は「#RTしてくれた人に何ちゃらかんちゃら」というハッシュタグをRTしていましたよ。
今じゃとても出来ないことですけどね。本当は気兼ねなくしたいです! 馴れ合い最高!
Q29 どんなことリツイートされる?
文章の完成度と関係なく「ニーチェ先生」関連の呟きはRTされるので、電子世界においてもカリスマ性を余すとこなく発揮する彼は流石だなと思っています。
Q30 公式リツイートする?「RT」つけて非公式リツイートする?
非公式RTは毛嫌いしているのでしません。あれ面白い返しが来るのって1000件に1件くらいですからね。例えばの話ですけど、苦労して描いた絵に「www」とか「は?」とか上からスプレーかけられたら激怒するじゃないですか。
140字ギリギリに呟いても文面をガリガリ削ってきますからね。リプライじゃ駄目なんですか?
ただ、広報アカウントで寄せられた質問に対して皆にも見えるように回答する手段としては最適ですし、企業公式アカウントで繰り広げられる掛け合いは大好きです。
Q31 最高何人にリツイートされたことある?
「お客様は神様だろぅ!?」とお怒りになったお客さんに対して、淡々と「神は死んだ」と返した期待の大型新人が夜勤にやってきました。ゆとり世代ならぬさとり世代である彼の今後の活躍に期待したいところです。
— 松駒 (@matsu_koma) 2012, 4月 16
【RT数に応じての反応】
1→両腕を挙げて喜ぶ
10→脳内で胴上げ
50→異変に気付く
100→膝が笑い出す
1000→意味もなく外出する
2000→携帯の電源を切って放り投げる
8000→自宅のチェーンが掛かっていることを4回確認する
10000→知人にアカウントが暴かれる。自殺も視野に入れる
15000→悟る
18000→「定期的にRTされるよなー」と他人事のようになる
Q32 リツイートされたらどう思う?
尊敬しているアカウントや好きなアカウント、身内や知人にされると浮き足立ちます。
あとは宣伝の呟きをRTされると五体投地の構えになります。本当に有難いです。
結婚を前提に結婚して下さい。
Q33 芸能人でフォローしてる人は?
読み応えのある呟きはTL上に流れ着いて拝見することがあるので、基本的にしません。
気になる芸能人なら雑誌の連載記事で追いますし、呟きはたまに流し読む程度で満足しちゃうのです。
Q34 有名人でフォローしてる人は?
フォロー欄参照、としか言えません。
有名人と芸能人って違うものなんですか?
Q35 海外の人もフォローする?
日本語ですらおぼつかないですし、語彙力は大学受験で止まっているのでフォローできません。逆に分析すると海外在住の方800人近くにフォローされているので動機を聞き出したいです。おっさんに対する叫びは万国共通なのかも聞き出したいです。
Q36 フォローする基準は?
「大変恐縮ですが、あなたの脳を徹底解剖したいのでご協力願います」という思いを抱いた方々をフォローします。優れた文章や絵などを創り出し、日々の出来事に対して自分の観点から呟いているアカウントにとても惹かれます。
逆に憧れている方からフォローされている場合、「いずれ私に飽きる日がきて傷つくくらいなら、距離を置いた方が良い……」というイカれた考えでフォローをすごく躊躇います。本当は「動画見てます!」「漫画読んでます!」「同人誌買ってます!」って伝えたいです!
Q37 フォロワーを増やすためにやってることは?
増やそうとして増えたら苦労しないってハナシです。
「ありのままの自分を見てもらいたい」という思いを堪えつつ、趣味や日常など一貫性のある呟きを心掛けて、自分に興味を持ってもらえたら思う存分に書き殴る。
あとは定期的に呟くことを心掛ければ増えるんじゃないですかね、私もよく分かりません。
Q38 フォロワーの増やし方を調べたりする?
しないですね。極端な話、増えたところで生活が激変するわけでもないですし。
様々な方に出会えたり、お仕事を頂いたりした身で言うのも何ですが。
不特定多数の賞賛よりも特定人物の好意が欲しいですし、好きなアカウントに「この人好きだなー」って思って貰うのが何よりの幸せです。
Q39 フォロワーなかなか増えない?
もう打ち止めですね。1000RTされたら100人増えるぐらいの感覚です。
効率的に増やすには短期間中に1000RT級の呟きを量産することが求められます。
でも安定して出来るなら今頃私は売れっ子文筆家ですし、今のフォロワー数でも身に余る光栄だと思っていますよ。
Q40 フォロワー削除したりする?
ブロックってことですかね。滅多にしないですね。
非常識なリプライを貰うことや怒りを向けられることもありますが、実害が及ばなければ放置しています。
「@matsu_koma」を付け足して呟きの無断転載を行うアカウントは全部遮断しています。出典元を書いてお茶を濁しているようですが、リプライ欄が汚れるので切実にやめて頂きたいです。Amazonのほしいものリストを送り付けて見返りを要求したいです。
Q41 フォロワーいないと寂しい?
ある日、目が覚めてフォロワー数が0になっていたら、私は「ああ、やっぱり夢だったか」って思うでしょう。ネット上の繋がりって脆いものですし。だから私は少しでも現実に還元していきたいなーと常々思っています。お会いしたり、本に残したり、Twitterが終焉を迎えても無くならない形を残したいです。
Q42 ダイレクトメッセージよく送る?
下駄箱に入れる手紙を綴る気持ちで送っていますが、「怪文書かと思った」と言われる程度には堅苦しいようです。3年半で40件程度なので少ない部類なんでしょうか。
秘密のお手紙みたいで、この機能は結構好きです。
Q43 ダイレクトメッセージよく届く?
届くと「!?」って身構える程度に届きません。
でも頂いたときは何度もニヤニヤしながら読み返しちゃいます。
自分にだけ向けられた文章って良くないですか?
Q44 ツイート検索したりする?
気になる単語は検索にかけますし、電車での乱闘や大規模な停電などに巻き込まれたときは検索して携帯をいじっている人からアカウントを特定する暇潰しもします。
「松駒」で検索することもありますが、「ニーチェ先生」で引っ掛かる件数の方が圧倒的に多いことを見せつけられるのであんまりしません。
Q45 どんな話題のツイート検索する?
おっさんを炙り出そうと昭和の単語を検索しますが、成果はゼロです。
40代独身のおっさんの呟きを読み尽くしたい願望を満たせないので、怒り心頭です。
Q46 自分のツイート削除する?
誤字脱字が発覚したときは即削除しますが、取り返しのつかないRT数を記録していたら恥を忍んで放置しています。あとは好きなアカウントに★をつけられたら「○○さんにふぁぼられたから誤字脱字とかどうでもいいやー」という気分になります。
Q47 ツイート非公開にしてる?
非公開にするならTwitterに書き込まずチラシの裏でいいじゃんと思っていましたが、業者のフォローや身内の垢バレを避けるために鍵をかける人もいるらしいですね。私は垢バレする恐怖よりも読まれたい自己顕示欲が強いので公開の姿勢を貫いています。もう隠し通せない規模にまでなっているので、半ばヤケクソです。
Q48 ツイートに写真載せる?
漢なら文章一本で勝負!と思っていますが、人様に見せられるような生活を送っていないだけです。美味しそうな食べ物や愛くるしい動物の写真を、指咥えて眺めています。
Q49 どんな写真よく載せる?
変態仮面をつけてマスクをしている自画像を載せています。拗らせた自意識の成れの果てです。
Q50 ツイート全消ししたりする?
曲がりなりにも3年半続いた趣味なので、勿体無くて消せませんね。
閲覧数の低いブログなどは過去に何度も葬ってきましたが、このブログも同じ道を辿りそうですね。
Q51 フォロワーのツイートお気に入りに入れる?
「お気に入り」だからフォローしているわけで、全部に★をつけて回りたいです。そうすると距離を置かれてしまうこと必至なので、3回読んでも吹き出してしまうような呟きをお気に入り登録します。基本的にお気に入り欄はフォロー外の面白い呟きで埋め尽くしたいです。
Q52 ツイートをメール通知させてる?
3年半やってきてその機能は初耳なことに衝撃を受けています。
メール通知とは何ですか。存在すら知らなかったので、やっていません。
恐らくですが私には無縁な機能だと思います。
Q53 Facebookやってる?
実名を晒す=死、という固定概念を植え付けられているのでやっていません。
インターネットは生きるか死ぬかの戦場じゃないんですか。ネチケットを守らぬ者に人権などない世界ではなかったのですか。
してません。
Q55 mixiやってる?
今は廃墟と化しているSNSですね。現役バリバリです。
誰にも読まれない文章や日記を綴るのがとても楽しいです。
Google検索に引っ掛からないですしね、居心地が良いです。
SNSに限らず同じ文章をあんまり使い回したくはないので、連携していません。
TwitterではA面をmixiではB面を晒して、読み合せると別の事実が浮かんでくるような書き方を取っています。自己満足に過ぎませんが。
Q57 ブログやってる?
長い文章が書きたいなと思い立って、現在進行形でやっています。
開設初日で密かに抱いていた目標が達成されたので今の今まで放置していました。
「記事を書いて話題を作って文章のお仕事を貰うぞー」というもう一つの目標は叶う見込みがありません。もちろんこの記事はそんな狙いを微塵も込めていません。
Q58 Twitterとブログの違いは?
140字制限があるか否かじゃないですか?
つーか、Twitter自体が最小単位のブログだなんて言われていますしね、あんまり違いがないかと思いますよ。1つのテーマで長々と記すのがブログで、断片的な思いつきを散りばめた読み物がTwitterですかね、体感的に。
Q59 フォロワーをブロックしたりする?
あれ、この質問さっきやりましたよね? あ、もしかしてさっきのは「フォローを切ったりする?」って意図の質問だったんですかね。
じゃあ、逆にフォローを切るかどうかについて書きますけど、合わないなと思ったら切りますし、愛着があるなら切りませんよ。その人が与えてくれる面白さが欠点を上回っているならフォローし続けます。
Q60 リスト機能使ってる?
アカウントって一概に「こういう人だ」と区別できないですよね。
様々な日常を送っていますし、色々なことを考えていますし、自分の偏見で仕分けることはしたくないです。
でも自分が入ったリスト名に「好きです」や「必ず読んでいます」などの好意が込められているときは鼻の下を伸ばしているので、自分もそういうリストは作ってみたいなと思っています。
Q61 見てるサイトにツイートボタンあったら押す?
あれって地雷の一種ですよね?
人様に名状しがたいサイトに埋め込まれている場合は細心の注意を払っています。
Q62 Twitterの使い方はすぐ覚えた?
未だに初歩的なことで詰まりますし、規約の改正やアプリの仕様変更についていけません。毎日が手探りです。
Q63 Twitterの疑問といえば?
何故140字という制限なのでしょうか。そして、その制限を窮屈に思うどころか存分に活かした人々がどうしてこんなにもたくさんいるのか。願わくばあと10年は廃れないで欲しいものです。
Q64 Twitterのいいところの1つ目は?
140字で呟ける敷居の低さ。
面白い考えや取り組みを気軽に発表できる場でもあるので、人の創作物に関心を寄せる身としてはとても楽しいSNSだなと思います。
Q65 Twitterのいいところの2つ目は?
お気に入り登録やRT機能。
自己承認欲求を手軽に満たせますし、面白い呟きが絶えず流れてきて読むことができる。これ無しにTwitterは語れません。
Q66 Twitterのいいところの3つ目は?
雲の上だと思っていた人の日常を知ることができる。
著名人の日常なんて昔は限られた媒体でしか知れませんでしたが、今では読み尽くせないほど転がっている。好きな漫画家さんや小説家、尊敬する人物などの思考や嗜好を読み取れるなんて夢のようだと思います。
Q67 Twitterの不満の1つ目は?
140字でしか語れない枠組みの狭さ。
でもこれはブログなど他の媒体で出来ることですし、むしろ制限があるからこそ面白いというのはありますね。
Q68 Twitterの不満の2つ目は?
パクツイの多さ。
呟きの無断転載が多く、反響の多い呟きだけを集めたアカウントが10万以上のフォローを集め小銭を稼いでいるのを見ると憤りを覚えます。
Twitterはフリー素材置き場じゃねぇんだよってこと厳重に伝えたいです。
Amazonギフト券500円などを握らされたら嬉々として呟きを提供しますけどね!
Q69 Twitterの不満の3つ目は?
おっさんの少なさ。私はただ独身40代男性で日々の生活をのほほんと自分の言葉で綴っていて見ていて和んだり年の功を端々に感じたりするアカウントを覗きたい一心でTwitterを始めたのにこれは一体どういうことですかおかしくないですか上場を機におっさんを呼び寄せるキャンペーンを行ったらどうですか!!
Q70 フォローを拒否したりする?
来る者拒まずです。というより誰にフォローされているか全く把握できていないので管理しきれないというのが正しい答えです。
Q71 フォローのマナーってある?
フォロー=ブックマークという認識を持っています。わざわざウェブページを閲覧するのに「恐縮ですが閲覧の許可を頂けないでしょうか?」だなんて連絡を取りませんし堅苦しい作法もありませんよね。それと同じことだと思います。
Q72 フォローをやめるきっかけは?
自分の言葉が届かない人に興味は持ち続けないのでフォローが返ってこないとやめてしまうことが多いです。あとは愚痴や見るに耐えない呟きが続くと精神衛生上よろしくないのでやめます。もちろん例外もありますが。
Q73 フォローするときに挨拶する?
無言フォローが基本です。お気に入り登録で「好きです!」って好意を伝えて、相手からも自分の呟きがお気に入り登録されたらフォローするという腹の探り合いをすることもあります。自分で書いていて七面倒臭いなと思います。
Q74 フォローされたらお礼する?
そうすると途方もない量の「ありがとうございます!」を書き出さなくてはならないのでやりません。程良い距離感を保ちたいというのもあるので、自分からグイグイ行くことはないでしょうねー。お礼を書いた途端にフォローを切られることが有り得そうで手が震えます。
Q75 フォロー返しする?
以前は新規にフォローしてくれた方から自分の好みを選んで返していましたが、今ではもう出来ない規模になりました。何の気なしに飛んだアカウント先からフォローされていることを知ると「わわわわー」と頭が真っ白になります。実際にお会いした方だと返すことが多いでしょうか。顔を知っている安心感があるので。
Q76 プロフィールにどんなこと書く?
漢なら呟きで語れ!と自分に言い聞かせているので、思い描いていた人生とは違う展開を歩んでいることに茫然としつつ「こんなはずじゃなかった」と添えています。
詳細や素性などはこのブログで明かしていけばいい話ですしね。
Q77 どんなハッシュタグ使う?
トレンドなどを覗いて「面白そうだな」と感じたら使います。
最近では「#持ってる小説を10タイトルあげて趣味を晒す」というのを使用させて頂きました。思いのほか反響があって驚いた記憶があります。
Q78 フォロワー募集のツイートする?
募るより掴みにいった方が手っ取り早いのでやりません。
「フォローしてくれないかな……」と待つのは性に合わないので「自分こういう者でして相互フォローして頂ければこの上ない幸せでございます」という念を込めてフォローボタンを押します。
Q79 Twitterに追加してほしい機能の1つ目は?
過去の自分にリプライを送れる機能。
140字の制限とはいえ過去に送れる呟きにより、現在のTLが少しずつ変わっていく。望んだ未来にするため過去の改変に手を染めるがその代償はあまりに大きく……という小説の原案が思い浮かびましたが某ゲームと丸被りなのでやめます。
Q80 Twitterに追加してほしい機能の2つ目は?
自分の趣味や好みを入力することでお勧めユーザーの精度が上がる機能。
検索機能で事足りそうですが乱数によって思わぬ出会いは引き起こされるものなので是非とも実装して欲しいです。
Q81 Twitterに追加してほしい機能の3つ目は?
フォローして下さっている方を分析してくれる機能。
人気度や呟きの傾向を見られるようにして、フォロー返しが気軽に行える仕様にしてほしいです。フォロワー一覧を読み込むのですら半日近くかかるの勘弁して欲しいです!
Q82 Twitterをしてほしい有名人は?
「私の時代は終わった。」(http://d.hatena.ne.jp/ikkou2otosata0/touch)を執筆している加藤はいねさん。呟きを始めたら一字一句残さず貪るし、どうして書籍を出版しないのか不思議でなりません。すんげー面白いですし、十年に渡る片想いの記録は恋する人の胸を打つ文章です。必見です。
Q83 おすすめの有名人アカウントは?
各人で面白いアカウントを見つけて下さいとしか言いようがないです。
いや、というかですね、これはちゃんとした1つの記事にまとめて書きたいです。
ここまで読んで下さっている方なんて多分2桁もいないと思うので!
Q84 どんなところがおすすめ?
同上。
Q85 Twitterやるようになって何か変わった?
良い変化は様々な人と知り合えて、長年の夢だった本の出版に至ったこと。
悪い変化はTwitterに夢中になりすぎて紙の活字に触れる機会が減ったこと。
Q86 Twitterはどんな存在?
「もうこれ無しには生きていけない」ってわけでもないです。交換日記や日誌、掲示板やmixiやブログなど文章を書く媒体は常にありましたし、Twitterはその一つでしかないです。ただ、これだけの方々に読んで頂ける機会は後にも先にもこれだけだと思っているので大事にしていきたいです。マジレスです。
Q87 140文字の文字数制限どう思う?
足りない。すぐ「-15」とか表示されて泣きながら15文字削っている。
伝わらない。多くを詰め込めないので誤解を生む呟きになることもしばしばある。
面白い。工夫を重ねた文章が読めるのはやっぱりこのSNSしかない。
Q88 学校や会社でTwitterする?
休憩時間や通学時間の範囲でやっていました。
今は無職なので24時間365日年中無休で自由にTwitterできます! たのしい!
Q89 家族や友達はTwitterやってる?
風の噂で実姉が私をフォローしていると聞きましたが、ナイル川に落とした一つの砂粒を拾うに等しい作業なので探しません。友達はTwitterをやっていますしフォローもしています。気心知れている仲なので隠したい気持ちもあまりありません。
Q90 家族や友達のフォロワーは多い?
そもそも友達の数に難があるので多いとは思いません。
それに今はFacebookやLineの方が世間を圧巻しているかなと感じます。
Q91 Twitterやっててよかったことは?
グランドキリンを贈って貰えた、商店街の食べ歩きができた、呟きを読んでいる人と直接お会いすることができた、美味しい食事を御馳走してもらえた、足を踏み入れられない場所に招待された、仕事を貰うことができた、TVの出演も果たせた、面白い文章に触れる機会が格段に増えた、一生分の褒め言葉を手にすることができた。
140字を綴り続けてここまで至るとは私自身、本当に思っていませんでした。
Q92 Twitterで失敗したことは?
就活に割くべき時間や卒論を書くべき時間を……全て捧げたことですね。
そして今も漫画原案を綴るべき時間を使って呟いているので救いようがありません。
Q93 Twitterに表示される広告どう?
プロモーションで時折入るフォロー外の呟きのことですよね。
無料で使わせて頂いている以上、致し方ないです。
維持費を稼ぐための収入源だと思いますし、課金制になることの方が怖いです。
Q94 Twitterのデザインやレイアウトどう?
意識したことなかったなー。
リプライ同士を繋げる青い線はどうかなーって思う程度であまり不満は覚えません。
Q95 Twitterは使いやすいと思う?
140字制限のお陰で投稿に失敗しても立て直しが出来るし、呟いて数秒で反応を知れる優れたSNSだと思いますよ。
Q96 Twitterは便利だと思う?
地震などの非常時に素早く情報が仕入れられる点で便利ですね。
もちろん真偽を見極める必要はありますが、それは他の媒体でも同じことですしね。
RTという共有機能のおかげで自分の守備範囲外の呟きに触れられるのも良いです。
Q97 Twitter楽しい?
質問者の限界が垣間見えますね。質問文だけで1200字近いのでここらで飽きますよね。
私も深夜に回答を書き始めてもう日が昇り始めているので限界です。
10866文字って何ですか。質問文を引いても約1万文字、原稿用紙に直すと25枚ですよ。
履歴書なら何枚綴れたかなって考えると涙が止まりません。
あ、Twitterはですね、楽しいですよ。はい。
Q98 Twitter好き?
嫌いなことを3年半続けられるほど私も忍耐強くないです。
Q99 Twitterへの期待は?
まだ見ぬ面白い呟きが生まれていくことに期待を寄せています。
往々にして自分の予想斜め上を行くものだと思うので、楽しみにしています。
Q100 Twitterといえば?
人々の思いつきで綴られていく現実連動型の読み物。
尽きることのない文字に目が離せません。
ここまで読んで頂き本当に有難うございました。
「ここだけの話」じゃ済まない時代
某有名コンビニ店長のブログが閉鎖されたらしいですね。
閉鎖理由に関しては身バレやコンビニ本部からの通達等が予想されていますが、いずれにせよ原因は「ここだけの話」をブログという誰でも読める媒体でぶちまけたことだと私は思います。
コンビニ経営者の視点から述べられる流通戦略や、コンビニの裏話など表立ってはいえない情報が読みやすい口語体で綴られている……あのブログが人気となった理由でもありますが、それは同時にコンビニ本部が見せたくない情報をベラベラ喋る不埒な者だとマークされるには充分すぎる理由でもありました。
インターネットが発達して誰もが発信者になれる時代だからこそ、あまり第三者に公にしてはいけない情報の扱いが雑になった印象があります。ただでさえ、人の口に戸は立てられず、昔から噂話として伝わってきたあれやこれやが今ではネット上で気軽に閲覧できる。たくさん転がっている。
「じゃあ何で人は『ここだけの話』をぶちまけちゃうのよ?」っていう疑問が出てくると思うんですけど、そりゃあ承認欲求や自己顕示欲によるものでしょう。
例えばこれからブログを始めるにあたって手っ取り早く人気になるにはどうしたらいいかって「ここだけの話」をぶちまけりゃいいんですよ。普段は言えないあれやこれやの裏話を読みやすい文体で綴れば誰だってチヤホヤしてくれます。
「ここだけの話」ってとっても面白いんですよ。知的好奇心満たせますし、読み応えありますし、そうだったのかーなんて悦に入れますし。んで、書いている人はアクセス数やブックマークコメントなどの反響の多さに浮かれて、自分の持っている情報を切り売りして綴っちゃうんですよね。Twitter上の私の言動がそんな感じです。
「ここだけの話」をぶちまけて人気者になるって手法は匿名で活動できるインターネットとの相性は抜群なんですよ。他人に言っちゃダメ!って口止めされていた情報をベラベラ語る奴って信用に値しないですけど、その口止めした人にバレさえしなけりゃやりたい放題なわけで。
ただし今回のコンビニ店長のように身バレしてしまうと、社会的信用を揺るがしかねないんですけどね。ここは難しいですね。自己承認欲求とリスクを天秤にかけて、何を優先するか考えながら記事を書くことは求められるんでしょうね。特定も今の時代、容易に行えちゃいますからね。怖い世の中ですよ、ホント。
だからこのブログも本当は好き勝手に語りたいですけど、仕事関係者から両親までほとんどの人に身バレしているんですね、私。「ここだけの話」を綴ると、現実世界での信用を失って面白い話や情報を聞ける機会を失ってしまう。なので、こんな感じで無難な記事をこれからも不定期であげていきます、というお話でした。